倶楽部について
日本植物画倶楽部は植物画を描く方だけでなく関心のある方ならどなたでも入会できる1991年に設立されたNPO団体です。
現在、性別年齢を問わずアマチュアからプロのアーティストまで約290名が所属しています。
会員は作品展、植物園などでの観察会、研修会、講演会に参加ができ、Newsや会報を通して情報を得ることができます。
会はボランティアでの運営により相互の協力で親睦を深めてきました。作品展に出品する作品は専門家による同定、学名・植物名の監修を受けることができ、作品展は国内だけでなく2005年のアメリカ、2010年からは韓国、2023年のオーストラリアなど海外との交流での活動範囲も広がりつつあります。
昨今、地球温暖化、開発などでの環境変化に伴い、自然保護への関心が高まっています。 そんな中、大場秀章氏監修により出版された2004年の『日本の絶滅危惧植物図譜』(株式会社アボック社)・2009年『日本の帰化植物図譜』 (株式会社アボック社)・2020年『日本の固有植物図譜』(株式会社ウッズプレス)は新聞、メディアにも取り上げられ国内外で高い評価を得ています。
目標として日本植物画倶楽部は今後も植物画を通して、自然を慈しみ、沢山の方々との出会いを大切に植物画の普及と発展向上に努めていく所存です。
会長 藤田 惠子
当会の理念・目的・方針
日本植物画倶楽部会員は、植物画を描き又は鑑賞することを通じて自然に親しみ、自然を慈しむ心を涵養することを理念とします。 また、日本植物画倶楽部は、植物画を愛する会員の自由で自発的な活動により、互いに研鑚し、技術や見識を高めるとともに、植物画について広く社会に普及し、日本の植物画の健全な発展を図ることを目的とします。 そして日本植物画倶楽部は、学術及び文化の向上を本旨とする民主的団体で、営利・政治・宗教をその目的とせず、個々の会員は平等の権利を有します。