ギャラリー
*新着イラスト*
秋葉馥美 Akiba, Fukumi
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- セリバヒエンソウ( キンポウゲ科) Delphinium anthriscifolium
(透明水彩・ペン・色鉛筆 37.2×29.2cm)
2025年2月15日更新
作者 プロフィール
秋葉 馥美 Akiba, Fukumi(東京都)
思い返せば小さい頃から絵を描くのが好きだった様に思います。絵の鑑賞は好きでしたが51歳になるまで忙しく自ら絵筆を執る事も忘れていました。
ある日、仕事仲間の方から市内の文化センターの植物画教室の展覧会に観に来てとお誘いを受けました。そこが植物画との出会いでした。大好きな植物の自作の絵が飾れたら素敵!スイッチオンです。
その教室は小林英成先生の教室でした。1ヶ月に1度夜3時間の教室です。それから17年間諸事情で休むこともありましたが優しい先生のご指導で続けてこられたと感謝しております。植物画倶楽部にも入会して帰化植物図録や展覧会にも時々参加させて頂いて居ります。同会に入会して素敵な作品、作者の方々にも出会えました。
描けば描くほど難し植物に出会い、落ち込む事も多々。亀の様な歩みですが何時か良い絵が描けたらが生甲斐にもなって居ます。
若嶋裕美 Wakashima, Hiromi
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- ナツハゼ( ツツジ科) Vaccinium oldhamii
(アクリル 40.2×31.0cm)
2025年2月15日更新
作者 プロフィール
若嶋 裕美 Wakashima, Hiromi(兵庫県)
神奈川県出身。子供の頃、植物図鑑が大好きで、特に草花の美しい挿絵にひかれ飽きずに眺めておりました。
植物画を始めたのは18年ほど前です。子供が手を離れたころで、以前から気になっていた細密な草花の絵を習ってみたいと思い、カルチャーセンターの講座に参加しました。今では、良き師(小西美恵子先生)と素敵な仲間に恵まれ、四苦八苦しながら楽しく続けております。
植物は種から育てるのも面白く、観察するたびに新たな発見があり、日々驚かされます。これからも、色々な植物や人との出会いを楽しみながら、ゆっくりと、丁寧に向き合っていきたいと思います。
森田美智子 Morita, Michiko
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- ゲットウ(ショウガ科) Alpinia zerumbet
(透明水彩・水彩色鉛筆 54.0×36.0cm)
2025年2月1日更新
作者 プロフィール
森田 美智子 Morita, Michiko(沖縄県)
沖縄県生まれ。看護学生時代は東京で過ごす。卒業後は県内の病院で定年まで勤務。新聞広告の花の絵に惹かれて園芸協会の通信講座の教材を取り寄せたが、画集をながめるだけで数年経過。
40代半ばに、ふとしたきっかけで周りの植物が気になり始め、描き続けて独学10余年。植田由喜子先生の沖縄展で日本植物画倶楽部の存在を初めて知りました。その後、植田先生の指導を受ける事になり現在に至っています。
南の島に住んでいるせいか、本土の山々に囲まれた自然へのあこがれが強いのですが、亜熱帯の植物を描くのが私に与えられたテーマかなと思うこの頃です。
楓ひろみ Kaede, Hiromi
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- 玉造黒門越瓜 (ウリ科) Cucumis melo var. conomon
(透明水彩 36.7×25.7cm)
2025年2月1日更新
作者 プロフィール
楓 ひろみ Kaede, Hiromi(福岡県)
偶然訪れた茨木市立ギャラリーで、細井進先生・尾形幸子先生の教室展を観ました。その空間には、爽やかな風が吹いているように感じ、すぐに入会を願い出ました。
学生時代は絵が好きで、仕事は土木製図に就きました。しかし、彩色とは長年縁が無く、植物の知識もありませんでした。入会当初は植物画とは程遠い、感情に傾いたような絵しか描けませんでした。
諦めずに学ぶうち、植物の面白い生態に気づき、園芸にも興味を持つようになりました。
植物を通して出会う人々とのご縁に感謝しながら、いつも謙虚な姿勢を忘れずに描きたいと思います。
1963 佐賀県出身
2006~植物画を学ぶ
2011~2022 近畿のカルチャーセンターで植物画の講師を務める
国立科学博物館主催 第35回植物画コンクール「アセビ」佳作入選
国立科学博物館主催 第36回植物画コンクール「ダンドク」準佳作入選
鎌野睦 Kamano, Mutsumi
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- パフィオペディルム リーミアヌム( ラン科)Paphiopedilum liemianum
(透明水彩・墨 29.2×23.4cm)
2025年1月15日更新
作者 プロフィール
鎌野 睦 Kamano, Mutsumi (兵庫県)
植物観察と絵が好きだったら、やっぱり植物画になりますよね。
絵の先生には、絵が悪くなるから植物画はやめるように言われたのですが…。
植物画を描いてみようと思ったのは、「アトリエ」という美術雑誌で太田洋愛さんの「植物画の描き方」という特集をみつけたことがきっかけです。
丁度その頃、神戸のカルチャーセンターで小西美恵子先生のボタニカルアートの講座が始まっていたので、参加させていただきました。
当時から参加していた方々は、それぞれ御自分の教室を持っておられますが、私は未だに生徒の身。小西先生には大変申し訳なく思っております。
ただ、この教室で学んだ事で「緑花の文化士」の証明をいただけたことは、大変嬉しく思っています。
まついあけみ Matsui, Akemi
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- ツバキ ‘釣篝’( ツバキ科) Camellia japonica ‘Tsurikagari’
(透明水彩 24.0×24.0cm)
2025年1月15日更新
作者 プロフィール
まつい あけみ Matsui, Akemi (三重県)
好きなもの。それは美しいもの、悲しいもの、侘しいもの、不思議なもの、そして江戸という時代。
ボタニカルアートを始めたのは1997年です。2001年ある偶然から変化朝顔に出会いました。変化朝顔は江戸園芸文化を代表する日本独自の一年草ですが、その遺伝子発現のしくみの複雑さと不思議さのために理解されにくい植物です。ですが逆にその難解さに私は魅かれました。そして10年。100枚近い変化朝顔の肖像画を描き、一冊の本にまとめました。
次に、私は泉鏡花という作家の世界に嵌まりました。泉鏡花は明治時代の小説家です。その作品には必ず多くの花の名前が登場します。そして美しく悲しく不思議な世界を繰り広げます。
2017年私は鏡花の物語世界を土台にした植物画集を出版しました。
そして現在(2021年)、私は変化朝顔にならぶ江戸園芸のもうひとつの柱「椿」に取り組んでいます。これもまた偶然に、荒れ果てた侘しい椿園をみつけたことがきっかけでした。
間もなく、日本初の園芸書1695(元禄8)年発行の「花壇地錦抄」という古書籍を入手しました。この本もまた僥倖としか言いようのないタイミングで私のところにやって来たのです。そしてその著者伊藤伊兵衛の末路を知るに及んで、こんどは「江戸椿」を描いてみようと思いたちました。
この道はまだ半ばです。これからどのように展開していくのか全然わかりません。楽しみでもあり、また不安でもあります。
そういう訳で私の自己紹介は結局、好きなものに引きずられっ放しで過ごした25年間の経過報告ということになってしまいました。
2003年 筑波植物画コンクール準佳作
2005年 RHSフラワーショー銀賞
2006年 高知県立牧野植物園にて個展
2012年「ボタニカルアートで描く変化朝顔の世界」刊行 八坂書房
2016年「トレジャーオブボタニカルアート~植物画の至宝展~」出品 ハウステンボス美術館
2017年「鏡花繚乱~ボタニカルアートで描く泉鏡花の世界~」刊行 八坂書房
2018年「尾州徳川の花相撲展」出品 ヤマザキマザック美術館
徳永直美 Tokunaga, Naomi
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- ケヤキ( ニレ科) Zelkova serrata
(透明水彩 37.7×27.8cm)
2024年12月15日更新
作者 プロフィール
徳永 直美 Tokunaga, Naomi (愛知県)
2001年初夏、何気なくのぞいたカルチャー教室の案内で、山田栄利子先生の植物画初心者コースを見つけました。植物観察と画を描くことが好きでしたので通い始めました。その後、名古屋の「ボタニカルアートはなびら」に入会し、内城葉子先生に指導していただいております。
植物は見れば見るほど不思議で面白く、観察していると全く飽きません。植物画は描くたびに発見があり、知る楽しさをもたらしてくれます。これからも植物画を通して、描く楽しさと知る楽しさを少しでも伝える事が出来ればと思っています。
野浪章子 Nonami, Akiko
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- ヤブツバキ( ツバキ科) Camellia japonica
(透明水彩・鉛筆 53.0×36.5cm)
2024年12月15日更新
作者 プロフィール
野浪 章子 Nonami, Akiko(兵庫県)
子供の頃から絵を描くのが大好きでした。
私が植物画を知ったのは、20代の頃、書店で「ボタニカルアートの世界」という本を見たのがきっかけでした。なにげなく開いたページには、ルドゥーテやフッカーといったどこかで見た事のある絵の他に佐藤廣喜先生の作品もあって、その細密さと美しさに目が釘付けになりました。「少しでもこんな絵を描ける様になれたら」と思い、子育てが少し落ち着いてから、尾形幸子先生の植物画講座に入会しました。
細井進先生と尾形先生にご指導頂いて、長い月日が流れました。その間、描けない自分に落ち込んで、通信講座を受講して勉強しなおしたりしましたが、なかなか思う様に描けません。試行錯誤しながら描いて苦しい事もありますが、仕上がった時の喜びがあるので、これからも自分なりに続けていこうと思っています。
山﨑光子 Yamazaki, Mitsuko
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- ヘレボルス ニゲル( キンポウゲ科) Helleborus niger
(透明水彩 24.4×29.4cm)
2024年12月1日更新
作者 プロフィール
山﨑 光子 Yamazaki, Mitsuko(栃木県)
美大卒業後、グラフィックデザインの仕事をしていましたが、子育てで休業。その後、カルチャーセンターで植物画を学びました。植物の不思議さに魅せられ、すっかり植物の世界にのめり込んで20年を越えました。
現在、カルチャーセンターや自宅教室で教えていますが、4,5年前から科博や世界らん展のコンクールに毎年入選者が出るようになり、教室全体が盛り上がっています。2009年の10回目の教室展では、29名の参加で記念の画集を作りました。
自画自賛ですが、なかなかの出来映えです。これからも植物観察を楽しみながら、自分らしい植物画を描いていこうと思っております。
吉田素子 Yoshida, Motoko
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- オオイヌノフグリ(オオバコ科) Veronica persica
(アクリル 29.0×21.4cm)
2024年12月1日更新
作者 プロフィール
吉田 素子 Yoshida, Motoko(兵庫県)
1943年生まれ
1996年のある日、ふと目にとまった通信教育の折り込み広告をみて、“描いてみたい”と思いました。月二枚の課題をこなすためにと仕事を退職しましたが、通信教育より、直接学びたい、との思いで身近な場所に教室を探して通い始めたことが今に至っています。
出来上がった作品は、とある病院、介護施設の壁に少しはにかみながら並んでいますが、それは、描かれた植物たち、そして何より私自身の励みとなっております。
今は時間の許す限り筆をとるようにしていますが、直に見たい、との一心で、描きたい植物を自分の側に集めてしまいます。気がつくと我が家の小さな庭は順番待ちするかのごとくたくさんの植物であふれています。