ギャラリー
*新着イラスト*
大原裕美 Ōhara, Yumi

- オカメ( バラ科) Cerasus ‘Okame’
(透明水彩 49.0×37.5cm)
2025年10月15日更新
作者 プロフィール
大原 裕美 Ōhara, Yumi(愛知県)
東京都出身、名古屋市在住。
子供のころから植物とお絵描きは大好きでした。それらが結び付いたのが2001年秋の東山植物園の初心者講習会です。
その後、山田栄利子先生に師事し、ボタニカルアートはなびらに入会後は内城葉子先生に師事しております。お花の絵を描くことから始めましたが、実態顕微鏡で植物の詳細を知ってからは「知りたい&伝えたい」がベースとなり、アートよりサイエンスに方向が変わってきました。幸運なことに国立科学博物館の植物画コンクールで文部科学大臣賞を受賞し、その気持ちがより強くなりました。現在は東山植物園の協力を得て約100種ある桜を描いております。
植物画を通じた先輩や友人にも恵まれました。まだまだ未熟ですが、植物のあるがままの姿に真摯に向き合い描いていきたいと思っています。
佐々木容子 Sasaki, Yoko

- ロサ ノヴァーリス( バラ科) Rosa NOVALIS (‘Korfriedhar’)
(透明水彩 48.0×35.0cm)
2025年10月15日更新
作者 プロフィール
佐々木 容子 Sasaki, Yoko(大阪府)
植物好きの両親の影響で植物画好きになり、園芸植物を植えたり、山歩きをしたりしています。山を歩いていると気分が軽くなりますし、草花の蕾を見つけるとわくわくします。その流れで秋になると目につくキノコにも興味を持つようになりました。キノコは傘と柄だけの単純な構造ですが、知れば知るほど奥が深くいまだ興味が尽きません。また、温室のある小さな植物公園に勤めた折に熱帯植物やランの魅力にも取りつかれました。
植物を3年ほど観察していると、やっとその特徴が理解できて「描きたいな!」と思うようになります。その「描きたいな!」と思った時の感動をうまく表現できるようにと試行錯誤しながらこつこつ描いています。
金﨑美恵子 Kanezaki, Mieko

- ブドウ ‘シャイン マスカット’( ブドウ科) Vitis ‘Shine Muscat’
(透明水彩・アクリル 47.5×35.6cm)
2025年10月1日更新
作者 プロフィール
金﨑美恵子 Kanezaki, Mieko(福岡県)
2011年、私の定年退職を機に京都にて四季折々の景色を散策しながら、今までやりたくても出来なかった事や後回しにしてきた事を環境を変えて集中して学ぶ目標にし、1年間過ごしました。
受講したひとつが植物画でした。
京都朝日カルチャーで小西美恵子先生のご指導を受け、先生の講義や教室の皆さんの絵を見る度に圧倒され目を見張るばかりでした。
当然ながらキャリアの違いを思い知り、それから図書館通いをはじめ、植物画の本を読みあさりました。
教室の先輩の皆様からは沢山のアドバイスを頂き、心から感謝しています。
福岡へ戻って早や3年。
現在は犬島先生にも師事し、教室の皆さんと楽しく交流しながら刺激を受けています。
今後は庭に咲く薔薇をはじめ草花、果実、家庭菜園の野菜などを少しづつ描きながら、我が家のスケッチブックが作れたらと思っています。
デッサンや光と影など勉強したいことが山積みですが、末永く健康で描けたら一番の幸せだと思っています。
松本美智子 Matsumoto, Michiko

- ネズミモチ (モクセイ科) Ligustrum japonicum
(透明水彩 44.2×36.0cm)
2025年10月1日更新
作者 プロフィール
松本 美智子 Matsumoto, Michiko(大阪府)
子供の頃、華道家の母とよく山歩きをし、植物の名前などを教えてもらったりしていました。その頃に買ってもらった「ひかりのくに学習コンパクト図鑑」は写真ではありません。今では珍しい 絵や挿絵なんです。花が大好き、こんな花の絵が描けたらいいのに…と、思っていました。
新聞で「よみうりカルチャー」のボタニカルアート教室を知り、「探していたんです」と、すぐ入門。水島一女先生のご指導をいただいて13年目となります。
2010年に母の三回忌を偲んで、故郷で「松本美智子 植物画展」を行いました。2012年9月には、京都祇園小舎にて「植物画四人展」を開催します。
只々、花が好きで、描くのが好きで始めた私です。植物の生き生きとした姿を表現できるよう、これからも描き続けようと思っています。
中野潤子 Nakano, Junko

- 大輪ミツマタ( ジンチョウゲ科)Edgeworthia chrysantha ‘Grandiflora’
(透明水彩 37.5×25.8cm)
2025年9月15日更新
作者 プロフィール
中野 潤子 Nakano, Junko(大阪府)
関西国際空港工事着工とともに、泉州(大阪南部)の自然環境は一変し、子供の頃から山野に親しんで来た私は危機感を覚えました。消えゆく植物を何らかの形で残しておきたいと始めたのがボタニカルアートでした。
私の場合はアートというより、泉州の野草や自分で育てた野菜を観察日記・記録のつもりで描いています。また博物館の学芸員さんや研究者さんから、おゆずりしていただいた貴重な植物も記録を残すために描かせていただいています。
2004年~2006年までの2年間山本武子先生に御指導いただき、その後我流で描いていましたが、先生から薦めていただき2011年から2教室で指導させていただいています。
私の教室では絵を描く前にまずその植物をじっくり観察し、植物の神秘の世界に感動する事からはじまります。植物のしくみを知る事が最も重要だと思っているからです。
2004年 ボタニカルアートを始める
2006年 日本園芸協会(JGS)コンクール 毎日新聞社賞
2009年 日本園芸協会(JGS)コンクール 佳作
2011年 日本園芸協会(JGS)コンクール 毎日新聞社賞
2012年 日本園芸協会(JGS)コンクール 主婦の友社賞
2013年 日本園芸協会(JGS)コンクール 主婦と生活社賞
2015年 日本園芸協会(JGS)コンクール 園芸ガイド賞
2018年 日本園芸協会(JGS)コンクール 佳作
2013年 第30回 国立科学博物館植物画コンクール準佳作
2014年 第31回 国立科学博物館植物画コンクール準佳作
沖野由加子 Okino, Yukako

- キキョウ( キキョウ科) Platycodon grandiflorus
(アクリル 33.5×25.5cm)
2025年9月15日更新
作者 プロフィール
沖野 由加子 Okino, Yukako (兵庫県)
ピアノ講師として音楽に携わっていた傍ら、絵を描くのが好きで長い間ペン画を楽しんでいました。
2000年にエアブラシを使ったイラスト画教室に入った事でアクリル絵の具を知りました。
その後2002年に、もっと彩色画を学びたいと思い、のぞいた教室がアクリル絵の具で植物画を描く、というものでした。細部まで正確に描かれた花の生き生きとした美しさに惹かれ、すぐ入会を決めました。ボタニカルアートの知識も乏しかった私に小西美恵子先生から丁寧な指導をいただき、ただ描くのが楽しくて続けてきましたが、知れば知るほど奥深く、未だに試行錯誤の繰り返しです。
的場みち代 Matoba, Michiyo

- ムサシアブミ( サトイモ科) Arisaema ringens
(透明水彩 38.8×28.0cm)
2025年9月1日更新
作者 プロフィール
的場 みち代 Matoba, Michiyo (和歌山県)
学生の頃、いつかは図鑑に載っているような絵を描きたいと思っていました。
でも、卒業後は仕事に追われ、自然観察会で植物を見ることは続けていても、絵を描くことは「夢」でしかありませんでした。そんな30年間を過ごした後、「もう、やりたいことをしても良いかな」と考え、退職しました。
丁度その頃、2005年に奥野小夜子先生がボタニカルアート教室を始められたので入門しました。
2018年、やっと一枚のまとまった絵を仕上げられるようになりました。できるだけ植物学的に正しく描けているかを気にしながら、ゆっくりペースで描いています。
木崎奈緒美 Kizaki, Naomi

- パフィオペディルム リーミアヌム (ラン科) Paphiopedilum liemianum
(透明水彩 21.5×33.0cm)
2025年9月1日更新
作者 プロフィール
木崎 奈緒美 Kizaki, Naomi(長野県)
1957年 長野県生まれ
私が植物画と出会ったのは小学2年のときに買ってもらった「花と虫」というポケット図鑑でした。
そこに描かれていた草花に魅かれてボロボロになるまで見ながら身近な植物に親しみました。
高校生のときにデッサンと水彩を学び、東京藝術大学では日本画を専攻しました。
しばらくは日本画の公募展に出品していましたが結婚出産で中断。
子育てをしながら園芸を楽しんだり、花の写生を細々としておりました。
そして平成12年から、旧知の佐々木啓子さんのご厚意で「花に親しむ会」の勉強会に参加しています。
現在は教室で指導をしながら、自宅で育てている原種ランを中心に、庭の花や近くの山で見つけた植物を描いています。
正確にわかりやすく描くことはもちろんですが、私はその植物の持つ印象を大事にして、存在感のある表現をしたいと思っています。
植物が自然の中でひっそりと、また、たくましく生きている姿をその空気感ごと描けたらいいなぁと思いながら試行錯誤で続けております。
平成24年に日本植物画倶楽部に入会させていただきました。
たくさんの方々と出会い、様々なことを教えていただける機会に感謝しています。
橋立昇 Hashidate, Noboru

- カリン ( バラ科) Pseudocydonia sinensis
(透明水彩 32.0×22.0cm)
2025年8月15日更新
作者 プロフィール
橋立 昇 Hashidate, Noboru(東京都)
植物画を始めたのは40歳頃で、それまでの趣味は釣りやスキー、バイクで野山を走り回ったりとアウトドア専門でした。その時にはカメラで草花を撮ることが多く、もとから植物に対する興味はあったのかもしれません。
そんな折、家に居る時にできる何かを始めようと思い、通信教育で植物画を申し込み、描き始めたのがきっかけです。
その後、西村俊雄先生の教室へ通い、現在は、吉田桂子先生にご指導いただいています。
現在の活動としては「グループたんぽぽ」にて、年1回のグループ展に参加。
個人としては2年に1回作品展を開いており、2011年の11月にも浅草の孔雀堂画廊で開催の予定です。
植物画を描き始めてから植物学に興味を持つようになり、NPO樹木環境ネットワーク聚にてグリーンセイバーの資格を取り、会員となりました。
また、江東区のネーチャーリーダーの活動に参加して、ビオトープの管理作業等を行っています。
毎年夏には 社団法人 青伸会のユースキャンプにて、子供達への絵画指導にあたっており、これは10年ほど続いています。
また、文京区で生徒さんの指導にもあたり、グループ展も開催しています。
植物画を描くことで活動の場が広がり、多くの貴重な体験や発見がありました。
また、たくさんの仲間と知り合うこともできました。
植物への興味は尽きることがなく、一生涯かけての目的ができました。
植物画と出会えたことに日々感謝をしています。
井上サタ子 Inoue, Satako

- ちぢみほうれん草( ヒユ科) Spinacia oleracea
(透明水彩 39.8×29.6cm)
2025年8月15日
作者 プロフィール
井上 サタ子 Inoue, Satako (栃木県)
1943年生まれ。
子供の頃から絵筆を持つのが好きでした。
60歳を目前にしてカルチャー教室で植物画に出会い、山崎光子先生に師事し、その後先生の個人教室にお誘い頂きました。
月2回、気の合う仲間達と、時には雑談に花が咲いたり、また緻密な植物達の成り立ちに悩んだりしながらも、先生の的確な御指導の下に、作品の仕上がりを楽しみに学んでおります。
そして、私の性格にぴったりフィットしたのか、今は植物達と向き合い無心に絵筆を動かしている時間が、なにより至福の時となり、また生活の一部と成っております。