藤原晶子 Fujiwara, Akiko
- カボチャ(ウリ科)Cucurbita moschata
-
兵庫県伊丹市の産直市で見つけたカボチャ。表面の柄の面白さに惹かれ購入したが、紋様を描きながら、どっしりとした重量感を出すのに苦労した。描いた後は、おいしく戴きました。(透明水彩 26.0×36.4cm)
- メキャベツ( アブラナ科) Brassica oleracea (Gemmifera Group) cv.
-
近所のスーパーで見つけ、迷いなく購入。食用として売られていた為、葉が切り取られていたが、それがまた面白い姿となっている。(透明水彩 47.0×28.9cm)
- エビヅル (ブドウ科) Vitis ficifolia
-
(透明水彩 37.4×27.2cm)
2021年6月15日更新
作者 プロフィール
藤原 晶子 Fujiwara, Akiko (大阪府)
学生時代は細密な油絵を描いていましたが、結婚してからは長いスランプがあり、何を描いて良いのか随分悩んでいました。20年近く前、新聞でボタニカルアートと言うのを知り、これは自分に向いていると思い描き始めました。始めた頃は、植物に対してはあまり興味もなかったのですが、描いていくにつれ、自然の不思議に驚き、その愛らしさに魅了されています。
現在は伊丹、箕面、豊中、吹田の4か所で教室を開き、絵を描く楽しさと植物画の面白さを教えながら、また自分自身も勉強の毎日です。「絵」とは光と構図で成り立ちますが、植物画はそれに加え、観察力が必要です。多分こうなっているだろうなどと思い込まず、見る目を養い、これからも道端の小さな植物にも好奇心を持って、植物画に向き合って行きたいと思います。