川島治代 Kawashima, Haruyo
- ジューンベリー(バラ科)Amelanchiersp.
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春には雪のように白い花を沢山咲かせ、6月には1cm位の赤い実がなるので、この名前がつきました。
そのまま食べても、ジャムにしても美味しいのですが、我が家のジューンベリーは5m以上の高さがあり、赤くなるそばからスズメやヒヨドリのデザートになっています。下の方の枝に寒冷紗をかけて、実を守りなんとか絵の標本を得ることができました。
- イチゴノキ( ツツジ科)Arbutus unedo
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晩秋に花が咲き、その頃前年の実が赤く熟すので、花と実が同じ枝で同時に見る事が出来ます。
スペインではマドローニョと呼ばれ、この実を食べる熊がマドリードの市のシンボルになっています。
(透明水彩 43.5×32.0cm)
- ドイツトウヒ (マツ科) Picea abies
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(透明水彩・墨 53.5×32.0cm)
2020年12月1日更新
作者 プロフィール
川島 治代 Kawashima, Haruyo(大阪府)
小さい時から植物好きだった私は、中学校では園芸クラブに入って、放課後を温室で過ごし、帰宅するとカバンを放り出してバラを育て、種苗会社から取り寄せた巨大輪のパンジーの種播きをしているような子供でした。今でも庭に出ると、ついあれこれと働いてしまい、疲れて絵が描けなくなると言うジレンマに陥っています。
1990年に小西美恵子先生の教室を知り「絵の上手な人より花の好きな人の方が長続きしますよ」との言葉に勇気付けられて植物画を始めました。
いろいろな事情で中断する事もありましたが今日まで続けられたのは、良い仲間に出会えたのとやはり植物が好きだったからでしょう。
所属: 日本植物画倶楽部・Kobe植物画会・American Society of Botanical Artists(ASBA)
2014年 17th Annual International Exhibition ASBA &HSNY 入選