的場みち代 Matoba, Michiyo
- シロダモ (クスノキ科) Neolitsea sericea
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初めてこの実を見つけた時、花も同時発見に嬉しくて一枝もらって帰りました。
後でよく見るとその枝は雌花ばかり。雌雄異株だったのです。
翌年の冬に雄花を探し回り、さらに翌春、未展開葉を探して描きました。
- マタタビ(マタタビ科) Actinidia polygama
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葉が白くなる初夏に、つるは目立つのですが、花は葉裏を探さないと見つかりません。雌雄異株。雌花の雄しべは花粉がないのに雄花のそれより立派でびっくり。虫こぶと正常果の両方が近くにあって良かった。(透明水彩 36.7×26.4cm)
- ヨメナ (キク科) Aster yomena
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(透明水彩・ペン 36.4×25.7cm)
2022年4月1日更新
作者 プロフィール
的場 みち代 Matoba, Michiyo (和歌山県)
学生の頃、いつかは図鑑に載っているような絵を描きたいと思っていました。
でも、卒業後は仕事に追われ、自然観察会で植物を見ることは続けていても、絵を描くことは「夢」でしかありませんでした。そんな30年間を過ごした後、「もう、やりたいことをしても良いかな」と考え、退職しました。
丁度その頃、2005年に奥野小夜子先生がボタニカルアート教室を始められたので入門しました。
2018年、やっと一枚のまとまった絵を仕上げられるようになりました。できるだけ植物学的に正しく描けているかを気にしながら、ゆっくりペースで描いています。