大原裕美 Ōhara, Yumi

【大原裕美:サトザクラ ‘須磨浦普賢象’ (バラ科)Cerasus serrulata ‘Sumaura-fugenzo’】
サトザクラ ‘須磨浦普賢象’ (バラ科)Cerasus serrulata ‘Sumaura-fugenzo’

東山植物園の許可を得て桜を描いています。この桜は神戸市の須磨浦公園内で発見されたフゲンゾウ(普賢象)の枝変わり。花弁の色が徐々に変化してゆくので、咲き始めと終わりでは別の品種のように見えます。(透明水彩 37.0×28.5cm)

【大原裕美:サトザクラ ‘福禄寿’ (バラ科) Cerasus serrulata 'Contorta'】
サトザクラ ‘福禄寿’ (バラ科) Cerasus serrulata 'Contorta'

名古屋市東山植物園の約百種類の桜を許可を得て描き続けている。大輪の花の美しさ、花色と葉色の変化を表現したかった。(透明水彩・鉛筆 38.5×30.5cm)2020年3月15日更新

【大原裕美:サトザクラ ‘八重紅虎の尾’ (バラ科) Cerasus serrulata ‘Yae-benitoranowo’】
サトザクラ ‘八重紅虎の尾’ (バラ科) Cerasus serrulata ‘Yae-benitoranowo’

(透明水彩 49.0×37.5cm)
2022年6月1日更新

作者 プロフィール

大原 裕美 Ōhara, Yumi(愛知県)

東京都出身、名古屋市在住。
子供のころから植物とお絵描きは大好きでした。それらが結び付いたのが2001年秋の東山植物園の初心者講習会です。

その後、山田栄利子先生に師事し、ボタニカルアートはなびらに入会後は内城葉子先生に師事しております。お花の絵を描くことから始めましたが、実態顕微鏡で植物の詳細を知ってからは「知りたい&伝えたい」がベースとなり、アートよりサイエンスに方向が変わってきました。幸運なことに国立科学博物館の植物画コンクールで文部科学大臣賞を受賞し、その気持ちがより強くなりました。現在は東山植物園の協力を得て約100種ある桜を描いております。

植物画を通じた先輩や友人にも恵まれました。まだまだ未熟ですが、植物のあるがままの姿に真摯に向き合い描いていきたいと思っています。

*科名、学名は作品掲載当時の図録に基づき表記しております。
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