山野邊れい子 Yamanobe, Reiko
- リンゴ(バラ科)Malus pumila cv.
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信州上田市で、りんご園を営む父が作った紅玉の花と果実を描きました。
5 月初旬のさわやかな季節に花が咲きます。一見白く見える花は近くで見ると淡紅色でかわいらしいです。
10 月に真っ赤に熟した実は、蜜がたっぷり入り独特の酸味があってとても美味しいです。
りんごの果実は、植物学的に言うと本当の果実ではなく花托の部分だそうです。
- スイートピー( マメ科)Lathyrus odoratus
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春になると花屋の店頭で見かける可愛らしい花です。種を購入して育てて描きました。つる性の一年草で花色はさまざまです。
イタリアのシチリア島原産で、日本へは江戸末期に渡来したそうです。
(透明水彩 35.1×24.0cm)
- ニワゼキショウ( アヤメ科) Sisyrinchium
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夏の暑い日、庭の片すみに咲いている小さな花のかわいらしさにひかれて描いた。
(透明水彩 30.3×22.9cm)
2023年1月15日更新
作者 プロフィール
山野邊 れい子 Yamanobe, Reiko(埼玉県)
植物画との出会いは、H9年1月~3月NHK教育テレビの『ボタニカルアートの楽しみ植物画を描く』という番組でした。
それまで絵を描いたことがなかった私が少し余裕ができ、教室に通って植物画を実際に描き始めたのは6年後の平成15年です。
その後植物全体に興味が広がっていき、植物画を通じて人と植物の関係を知り、草木のさまざまな仕組みを見て感動したり、植物のすばらしさを実感しています。
今では、植物画を描くことは私の生活の一部になっています。