曽我恵子 Soga, Keiko
- ツバキ‘吹雪白玉’ (ツバキ科)Camellia japonica ‘Fubuki-shiratama’
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雄しべの形に注目して描いた3作目。ツバキはつけ根の部分で合着している単体雄蕊である。分類の基礎はオシベとメシベにあるとリンネは思ったそうだ。植物の各パーツには面白くかつ美しい形が潜んでいる。(透明水彩 55.5×37.0cm)
- ヒアシンス(キジカクシ科) Hyacinthus orientalis cv.
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蕾の姿も可愛らしいので開花したものと合わせて描いてみた。寄りそう幼子を見守る優しいお母さんという見立て。(透明水彩 40.3×29.4cm)
- フウセンカズラ (ムクロジ科) Cardiospermum halicacabum var. halicacabum
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(透明水彩 53.5×36.5cm)
2022年10月1日更新
作者 プロフィール
曽我 恵子 Soga, Keiko(東京都)
1951年東京生まれ。
40歳ころ始めた植物画もはや30年。のめりこんだ時期もありました、ほかの楽しみに浮気したこともありました。
でも今、植物画を続けていて良かったと思います。絵を描いているときが一番頭がすっきりするのです。
植物のことを調べる時間も楽しい。上手ではありませんが、私なりのアートへの思いもあります。図鑑や論文用の図の重要性は認識しつつも、独立したアートとしての作品を、植物たちにインスパイアされて実現したいと思っています。