
新着情報
ミニギャラリー

- ムサシアブミ( サトイモ科) Arisaema ringens
(透明水彩 38.8×28.0cm)
2025年9月1日更新
- 作者 プロフィール
的場 みち代 Matoba, Michiyo (和歌山県)
学生の頃、いつかは図鑑に載っているような絵を描きたいと思っていました。
でも、卒業後は仕事に追われ、自然観察会で植物を見ることは続けていても、絵を描くことは「夢」でしかありませんでした。そんな30年間を過ごした後、「もう、やりたいことをしても良いかな」と考え、退職しました。
丁度その頃、2005年に奥野小夜子先生がボタニカルアート教室を始められたので入門しました。
2018年、やっと一枚のまとまった絵を仕上げられるようになりました。できるだけ植物学的に正しく描けているかを気にしながら、ゆっくりペースで描いています。

- パフィオペディルム リーミアヌム (ラン科) Paphiopedilum liemianum
(透明水彩 21.5×33.0cm)
2025年9月1日更新- 作者 プロフィール
木崎 奈緒美 Kizaki, Naomi(長野県)
1957年 長野県生まれ
私が植物画と出会ったのは小学2年のときに買ってもらった「花と虫」というポケット図鑑でした。
そこに描かれていた草花に魅かれてボロボロになるまで見ながら身近な植物に親しみました。
高校生のときにデッサンと水彩を学び、東京藝術大学では日本画を専攻しました。
しばらくは日本画の公募展に出品していましたが結婚出産で中断。
子育てをしながら園芸を楽しんだり、花の写生を細々としておりました。そして平成12年から、旧知の佐々木啓子さんのご厚意で「花に親しむ会」の勉強会に参加しています。
現在は教室で指導をしながら、自宅で育てている原種ランを中心に、庭の花や近くの山で見つけた植物を描いています。
正確にわかりやすく描くことはもちろんですが、私はその植物の持つ印象を大事にして、存在感のある表現をしたいと思っています。
植物が自然の中でひっそりと、また、たくましく生きている姿をその空気感ごと描けたらいいなぁと思いながら試行錯誤で続けております。平成24年に日本植物画倶楽部に入会させていただきました。
たくさんの方々と出会い、様々なことを教えていただける機会に感謝しています。