ポポー © Tsuzaki, Miyoko 【ポポー © Tsuzaki, Miyoko】
日本植物画倶楽部会員は、植物画を描き又は鑑賞することを通じて自然に親しみ、自然を慈しむ心を涵養することを理念とします。

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ミニギャラリー

【相田穎子:豊後梅( バラ科) Prunus Bungo Group】
豊後梅( バラ科) Prunus Bungo Group

(透明水彩 43.0×34.0cm)
2025年7月1日更新

作者 プロフィール

相田 穎子 Aida, Eiko(東京都)

練馬区民講座で初級を学び、終了後は2007年に清瀬ボタニカルアート同好会に入りました。良い師や清瀬の仲間、この道を同じくする友人に恵まれて、自然観察や登山も含め、植物にまつわる事は何でも学びたい興味深い世界になっています。

そんな中で"くさかや"と出会いました。講師に「会報だけ毎号買う事はできますか。」と聞きましたら「だめ、会員になれば良いんです。」との返事。たまたま入手した号は、北海道の固有種や巡回展等の内容でした。ちょうど故郷が夕張で、離れた当時に中学生だった同級生数人と再会したばかりだった事もあり、札幌あたりで展覧会があれば絵を見てもらえ、元気でいる事も伝えられ、北の大地の植物を描きに行くチャンスもあるかもしれない…と考え、入会。今から道内での開催を楽しみにしています。

最近はボタニカルアート特有の繊細さ、植物が独自に持つ特徴などをキチンと描けるよう心がけています。雌雄の蕊が咲き進むその時々を盛り込んだり、樹木の肌目の幼成の違い、細かい側脈を忠実に描き込む事などなど。いつまでたっても悩ましいのは色味を出すこと。何色をどれくらい混ぜたら…と、悪戦苦闘は毎度のことです。緑色を何種も混ぜ比べ、独自のカラーチャートを作っている仲間には頭が下がります。

ともあれ、絵の前にずっと佇んで離れ難く思われるような、そんな生き生きとした絵を描くのが目標です。

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【西岡美和子:キウイフルーツ ( マタタビ科) Actinidia deliciosa】
キウイフルーツ ( マタタビ科) Actinidia deliciosa

(透明水彩・ペン・色鉛筆 41.5×28.7cm )
2025年7月1日更新

作者 プロフィール

西岡 美和子 Nishioka, Miwako(東京都)

姉の買った「図案辞典」の花のページを目的もなく、何故かひたすらトレースして満足していた小学生の頃。今、思えば私の絵との関わりはここから?

風景画を学校の玄関に張り出され、秘かにドヤ顔の中学時代。忌野清志郎さんの歌った「♪僕の好きな先生・・・」、その先生の美術を選択し、色々な課題に取り組む。当時はレタリングに夢中。大学の終わり頃、叔父から勧められた「南画」の教室に入会、そこで主に植物(花)を中心に水墨によるやわらかな描線の描き方を学ぶ。

その後、絵とふれあうことはほとんどなかったが、市の広報誌の「『植物画入門講座』生徒募集」の記事を偶然目にして絵への興味が再燃。何の迷いもなく応募。しかし、実は「植物画」とは何ぞや?わからぬままの受講からいつの間にか虜に。私の性格との相性がピッタリだったようだ。

1994年その講座以来、ずっと私の人生の色々な場面にいつも植物画があり、慰めてもらったり、やる気を与えてもらったり。
植物画との出会いに感謝。たくさんの人とのご縁に感謝。これからも細く、長いお付き合いを

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