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ミニギャラリー

- 紅八朔(‘農間紅八朔’) (ミカン科) Citrus (Hassaku Group) ‘Noma Beni-hassaku’
(透明水彩 27.3×41.4cm)
2025年4月1日更新- 作者 プロフィール
髙倉 明子 Takakura, Akiko(大阪府)
和歌山県日高地方の熊野古道が通る山峡の村で生まれ育ちました。
小さい頃、両親と一緒に山へ柴を刈りに行き、シイの木・カシの木・ヤブツバキ・ツツジなどの木々の中を歩き回ったり、ササユリを見つけたりしたことが楽しい思い出です。また家のミカン畑の花の香の中で鶏の餌用のハコベ摘みをしたり、花の好きな祖母が庭先で色々な草花を育てているのを手伝ったりしているうちに、植物が大好きになりました。
大学進学後、故郷を離れ、就職・結婚・子育て等日常に追われる日々が続く中、大学卒業30周年記念の会で尾形幸子先生の植物画に出会い、“退職後は植物画を始めよう”と心に決めました。ようやく定年退職を迎え2013年に念願の先生の植物画教室に入会させていただきました。
以後、先生のご指導の下、教室の皆さんからも刺激を頂きながら植物と向き合う日々です。題材となる植物を庭で育て、発芽から開花、結実まで、いつでも実物を観察できることも大きな楽しみです。時によっては翌年に再度種を蒔き再チャレンジ!ということもあります。植物を観察すればするほどその魅力に引き込まれ、実体顕微鏡で覗き見る植物の構造や生命の不思議さの虜になり、描くことをしばし忘れるほどです。
近所の山へウォーキングを兼ねて歩き回っていると珍しい植物や昔懐かしい植物と出会い、観察を重ねているうちに描く意欲が沸き起こります。これからも“手と目”が元気なうちは描き続けます。

- ツバキ(栽培品種)(ツバキ科) Camellia japonica (cultivar)
(透明水彩 26.2×16.7cm)
2025年4月1日更新- 作者 プロフィール
中山 洋子 Nakayama, Yoko(兵庫県)
絵を描くことは好きでした。
20年ぐらい前に、叔母が描いた薔薇の絵のポストカードをもらう機会があり、繊細さや美しさに、いつかは自分も描いてみたいと思っていました。
仕事を減らし時間ができたので、2021年11月尾形幸子先生のボタニカル講座に入会しました。
いざ、植物画に取り組んでみると、丁寧な観察、植物について識ることが必要で、その奥深さに驚きました。
講座の日は、直接の尾形先生の厳しく優しいご指導だけではなく、先輩方の素敵な作品、筆や絵の具などの画材の情報、植物に対する知識からも、学ぶことが多く、いつも好奇心に駆り立てられます。植物画を習い始めて、園芸やハイキングでの自然観察などもするようになりました。
上手く描けず、落ちこむことも多いですが、ゆっくり丁寧に取り組んでいこうと思っています。